まるで秋山の様相で厳しいこと。。。
週明けて、月曜昼から火曜にかけて関東地方も降雪予報
水曜は気温上昇で雨降り?
であれば、火曜は急遽お休み貰って山に行くしかないでしょう♪
師匠&猟友の3人で平日出猟となりました
※本記事は閲覧注意です。clickは要注意でお願いします
師匠は相変わらず8時到着につき
1st-Roundは猟友と2人で浅めに回って
2nd-Roundに3人で回る手筈です
上の駐車場に6時集合、3時起床でいざ餃子県北部域へ
餃子県南部の自宅は夜のうちに雨が降っただけで拍子抜けです
北上していくうちに、雪へと変わるだろう~ と思ってたけど
5時に麓の除雪ステーションについても雨。。。路面に僅かに霙が残ってる
除雪車の待機もなく、上でも雨なら猟は中止かもなぁと車を走らせます

それも下の駐車場で折返、そこから先はサラピンの積雪路面です
新しいアシ、雪の被った昨晩?のアシ、丸いのは猪かな
雪面に残されたアニマルサインを眺めながら走るのも乙ですね
少し遅れてきた猟友と1stは偵察がてら一番上から浅く回ります
全然新しいアシ無し。。。上までは登って来てないみたい
猟友から寝屋から起き出した新しいのがようやく有ったとの無線
コチラの方向と聞いてそっと動くも、抜けた後でしたね

親子連れは下、子なしは上、降雪中につき杉林の中だろうと
2ndはいつも通り上を試して、3rdで今季初の下を押してみることに
猟友と高度差50mで横から入って、お目当ての尾根筋を2人で押し降ります
出だしは古いアシしかなかったけど、猟友が新しいアシを発見して追尾modeに
私はそのままSLLSと呟きながらの横移動、一回だけ正面奥の尾根筋から警戒音
先に猟友は降ってしまい、師匠の待つpointに近づいてますね
私もそろそろ下降modeに移ります。新しめのアシも有るには有るけど
上に向かってたり、禁猟区の方へ向かってたり、すれ違いだらけ
これは3rdに期待だなぁと思いつつ、ブナの疎林で停まってると
視界の先に動く影。。。コッチに気が付いてない単独の鹿じゃないですか!

こんなLuckyあるもんだ♪ と構えるもスコープには何も映らず。。。
対物レンズ側が雪で埋まってました・・・ Unlucky↓
とりあえず雪をほじって構え直すと、まだボ~っとつっ立てます
距離の程は30mで棒立ちの鹿、しかも立木委託できる好条件
委託の静的射撃なら黒丸に集弾できますよ
落ち着いてバイタル狙って、静かにトリガーを引きます
バッ と動き出す鹿! あれ、手応えはあったつもりなんだけど
8粒弾じゃなくスラッグで狙うべきだったのかな??
ゆっくりと鹿の居た所へ近づくと、飛沫いた血の跡
中ってはいるけど、どの程度のダメージかは不明。。。
師匠には無線連絡。すぐに血が出る訳じゃないから、とのアドバイス
追うと逃げるから暫く待ってから追うと良いんだったよね、と今一度現場を確認
右から歩いてきて、ココで立ち止まって、撃たれて左下へと逃走か
よくよく見ると鹿の毛も散ってますね
5分ほど経ってから追跡開始です
時々飛沫いた血の跡はあるけど、大ダメージには見えないなぁ
とはいえ跳んで逃げるわけではなく、トボトボと歩いてる様な歩幅だね
沢を渡る所に多めの出血、休んでる所で血が溜まってるなら期待大か
その後斜面を駆け上がろうとして、やめて下に向かうアシ
出血量は増えてる感じ、丘の上に上がると視線の先に茶色い小山
ココで力尽きたのかな? と無造作に近づいていくと、首をコチラに向けて
再び歩き出す。。。けど15mほどで座り込んでコチラを見てます
暫し見つめ合います。放っておいても時間の問題だろうと確信
でも痛みを長引かせるだけなら、止め矢を撃ちこむべきなんだろうと
スラッグ弾を込めて、15m膝射で首元を狙います
中ってドサっと即倒のイメージでしたが、立ち上がっての再逃走
コレが野生の力なのか?強いじゃないか! と思いきや
沢底へと前転しながら転がり落ちてきます、もうそれだけの力が無いんだね
剣鉈を出して頸動脈を切断、勢いあまって半分ほど断ち切っちゃった
初めての獲物は、角一本のピン子ちゃんでした(1才の雄鹿)
止めたことを無線連絡、搬出に応援を来るにも標高差で70m
登って来るのはしんどいから、車道から横移動で来てくれると
とはいえ、一人で運べるならやってみようと、両足にスリング巻いて
雪の上を引いていきます。そんなに大きくないし、雪の上でまだ引きやすい
伐採地の切開に出て作業道を引いていると、応援の猟友も到着
2人で引きながら停車地点まで行って、猟友の軽トラに載せます
合流した師匠からも、おめでとうと祝福の言葉頂きました
荷台の雄鹿、死ぬと目の色がエメラルドグリーンになるんですね
そうだよ、葡萄色から緑色にかわるんだよ、との師匠の言葉
南無阿弥陀仏と2回手を合わせておきました
さて、獲れたからには解体しないと
清水の出てる所がよいだろうと、車を走らせますが通行止。。。
なら猟友宅の庭先で吊るして解体するのがよいだろうという事に
庭先で記念写真も撮って貰いました
吊るすのも、大バラシするのも大変でした。。。
netで聞きかじった情報と、実際の作業のGapが半端無かったです
ソロで忍んでるときに初物獲れなくて良かった~と心の底から思いましたよ
大バラシしながら、ドコに弾が入っていたのかを確認
8粒弾は肺と肝臓に入ってたみたいで、解体中に出てきました
止め矢のスラッグは肋砕いて逆側に抜けてました
最後に3人でお肉を分配して解散です
内蔵(ハツ、レバー、タン、肺)、前足&後足各1本、首をお土産に
初物の頭骨も持って帰れと言われましたが、煮る鍋も埋める場所もないので
猟友宅にお預け、庭に埋めてくれるらしいので、1年後に引取?

帰宅して銃の手入れしてからお風呂入って、ほっと一息
既に20時近いので、精肉は明日に回して一旦冷蔵庫へ
内蔵だけ流水で洗って血抜きしてから真空パックして冷凍庫へ
ハツ半分とタンだけ、当日中に炒めてツマミにしちゃいます
狩猟クラスタで流行りのスパイス振って頂きました。ハツ美味しいですね
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