
狩猟用スラッグは、定番のRED-BIRD(というか馴染みの銃砲店では、ほぼ一択)
中るようになってから悩めよ、と言われそうですが、猟期前
頭&首以外、バイタルに中っても結構走られるとの話に
ストッピングパワーのある弾って無いのかなぁと思ってました
そんなところ、山案山子さんのHPで噂の弾頭がお目見えに
ロシア製モールドから錬成されたホローポイント弾、プラムバタスラッグと呼ばれるワッヅにネジ止するtype
12番ではZveroboy(弟切草)の呼び名ですが、20番ではcontrol expansionというヒネリの無いお名前
カカシさんのMSS-20+ライフルドチョークで驚異の集弾性を発揮。さらに猟期に入ってからは
その驚異の破壊力に目が釘付けです。写真を非公開で見させて頂きましたが、射出側のエグイこと


自分で作るしかないよね!
噂のモールド+LEE製メルティングポッド
初のeBayでポチってました
というのが去年のお話、年明けに順次着弾済
(メルティングポッドは付属品の添付モレ)
材料の純鉛も4kg、毒性あるのでマスク&ゴーグル、作業台に掛ける耐熱性のクロスも購入済
あとはヤル気が湧き上がるのを待つばかり
今週は金曜にグループ猟&土曜にソロ、日曜が手空きになって
おもむろに鋳造チャレンジしてみよっか、と思い立った次第
とはいえ、まだ不足してる部材もあるので、まずは買出しです
耐熱性の作業グローブに、離剥材&化粧筆。ひとっ処で揃わずに、3店舗巡って各々調達して準備完了

扇風機で気化した鉛を飛ばしながら、融けるのを待ちます
いざ、モールドに初鋳入♪ と思ったら
穴キーの柄がつっかえる。。。
皆さん普通にポッド下に入れられてたよね、なんでまた??
このまま放置して次の機会に、とも思いましたが
融けた鉛が固形化する際の膨張で、流出口が破壊されるとか話があった気が
なんとか形にはしておきたい

柄がつかえるなら、外して使ってみましょう~ 厚手の革手袋なら耐えられるでしょ
で、出来たのがコチラ。 カカシさんのHPで見た形状と違うような。。。
構わずに5個ほど作ると、穴キーが分解&先端が弾頭から外れない
やはり柄からボルトで連結されているのは外してはいけない様です
ならば柄を、高さの無いやつに変えてみるかとホムセン直行
メルティングポットに付属してなくて、自分で取り付けた木製ノブ
こいつのメス側ボルトの入ってないのがあれば、代用できるかも

ふむ~木材に穴あけるか
するとtwitterに返信あり
ジャガおさんから『使い方間違ってない?』

一旦、家に戻ってみると、ジャガおさんから使用例の写真添付
→ ハイ、使い方間違ってました (´・ω・`)
モールドの下側の穴に、差し込んだだけの使い方してました。。。
正しくは、モールドでキー穴を挟み込んで鋳造するんですね
で挟み込んでみれば、ポッドの下に入るじゃないですか~
これで解決♪ と思いきや、今度は穴キーの先端が
余分な鉛をカットする刃に干渉して、モールドを閉められない。。。
アメリカ同様ロシアも大雑把な造り方してんだな、と迷わずヤスリ
無事に閉められるようになりました


上が正解、下は間違って作った超重量弾
溶かした2kgの鉛が尽きるまで
ただひたすらに鋳るべし鋳るべし
ハンマーの叩き方も最後の方にはスムーズに
後半なんだか無心の境地?
鋳造マシーンになった様な心持ち
1.5hで70個鋳造して、鉛が尽きました

あ!モールドは余熱して使うモノ。。。 熱膨張して良くなるって寸法か?
ヤスリで削った分だけ、穴は開かずに埋まってるのかもね~
ま、削ってしまったモノはしょうがない。いざとなればドリルで穴空けましょ
私のMSS-2Oは初期型のスムースボアにつき、ワッヅ固定しなくてもOK?
ネジ止めしないのと、ワッヅ固定で飛行性高めたのと2種類作ってみよう
明日以降に、形状のチェック重量測定して、使えそうな弾頭を選別ですね
まぁ3割採れれば、初鋳造としては宜しいかと? 不採用品は溶解炉行
その後のプレス工程も、ハルの種類とか詰め方とか奥が深そうです
そして結果は、射撃場で撃ってみない事には判らない。先の長~い遊びですねぇ
来年度の猟期には、何かしらの成果を猟場に持ち込みたいものです
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